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小学3年生 言われなくても勉強できる!?

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・自分でデキル子にチェンジする3つのサポート

 

小学3年生になり、そろそろ自分から勉強できるようになってほしい…

そんな親の気持ちとは裏腹に、5月はGWの影響もあって家庭学習のリズムが乱れがちです。

そこで今回は3年生が自分から勉強に取り組みやすく、かつ続けやすくなる為のサポート法について考えてみましょう。

 

・言われないと勉強しない

 

言われないと勉強しないのは、やり方や続け方が分からないからです。よく言われないと勉強しないのは気持ちの問題だと言われがちですが、実は誤解です。必要なのは、子供の性格や気持ちを変えることではなく、行動しやすくするサポートをすることです。

 

 

・やり方、続け方さえ分かれば、どんな子でも勉強できる!

 

自分から勉強に取り組めない子供に対して、意思が弱いからだとか根気が無いからだなど、本人の性格や気持ちにあると思っていませんか?

 

本当の原因とは、気持ちや性格ではなくて

「勉強のやり方」=道具をそろえるなどの基本的な手順

「勉強の続け方」=勉強を続けるための工夫

が分からないことにあります。

 

やり方と続け方が分かっていれば、どんな子供でも3ヶ月ほどあれば自分から勉強する習慣が身に着けられるでしょう。そしてそのために必要なのが、おうちのかたの日頃のサポートです!

3年生はおうちのかたの言うことを素直に受け入れやすい学年です。自分で考えて行動する力も少しずつ育っていて、効果が表れやすい時期にもなります。今この時期にサポートをしっかりすることで自分からしっかり勉強をする力を養うことができます。

 

 

・自分から勉強する習慣を身に着ける3つのサポート

 

自分から勉強する習慣を身に着ける為には「ヘルプ」「メリット」「ハードル」を意識したサポートが効果的です。

 

ヘルプ編

 

勉強に取り組みやすい環境を用意する。自分から机に向かうとこ、勉強をやり通すことは、3年生の子供にとってはまだまだ大変なことです。準備を手伝ったり、勉強中に励ましたりなど、少しでも勉強に取り組みやすくなるように環境を整えることで、「勉強をしよう」という気持ちを後押ししましょう。

 

メリット編

 

勉強してよかったと思えるようにする。勉強するといいことがあると思えれば、勉強へのモチベーションが上がります。ただし、成績アップなど直接の成果はすぐに表れるわけではないので、まずは取り組んだだけでも「良かった」と感じられる、分かりやすいメリットを用意するのがポイントになります。

 

ハードル編

 

まずはハードルを下げましょう。勉強の障害を取り除いた環境を作ります。勉強前に面倒な手順が必要だったり、勉強以外のやりたいことが目の前にあったりすると、スムーズには進まないものです。勉強の負担感を減らしたり、障害になるものを排除したりすることで、勉強に取り組みやすい環境を作ってください。

 

 

それではこれから具体的なサポート法を紹介していきたいと思います。

 

シーン1 勉強時間を忘れてしまう

 

人にはいつもどおりの行動をしようとする習性があります。つまり勉強時間を忘れてしまうのは、勉強がいつも通りの習慣になっていないからです。声をかけるなどのヘルプをして、繰り返し実行させることでやがて習慣になり、時間になったら机に向かうことが当たり前になります。

 

サポートアイディア

 

勉強時間・場所を紙に書いて貼り出す。

習い事などと重なりにくい時間を子供と一緒に考えて、勉強に取り組む時間を決定します。たびたび意識できるように、紙に書いて貼り出しておきましょう。勉強場所も書いて、なるべくいつも同じ場所にするほうが、習慣になりやすくなりますよ。

 

勉強時間が近づいたら声掛けやアラームで知らせる。

決めた勉強時間の5分前になったら、子供が思い出したり、気持ちを切り替えたりできるように、「あと5分で勉強の時間だよ」などと声をかけましょう。アラームやタイマーなどをセットしておくのもいいと思います。

 

 

シーン2 スムーズに取り掛かれない

 

勉強の中身と同様、勉強のやり方も、教わらないと分からないものです。大人は「どうしてすぐに取り掛かれないのだろう?」と思いがちですが、実は子供たちは勉強の手順が分かっていない場合が多いものです。まずは、子供と一緒に一つずつ手順の確認をして、少しずつステップアップしていけるようなヘルプをしましょう。

 

サポートアイティア

 

勉強の手順を貼り出しておく。

「勉強道具を机の上に置く」「連絡帳を開いて宿題を確認」「宿題をする」「自学をする」な

ど、手順を書きだすのがおすすめです。文房具や教材を机の上にセットした≪勉強を始めるときの形≫を写真に撮って貼っておくなども効果的です。

 

手順通りにできたら言葉に出して褒めましょう。

「時間通りに出来たね」「自分から宿題をやれたね」など、手順通りに出来た行動を1つずつ具体的に褒めていくことが大切です。そうすると本人もそれらが良い行動だと認識できて、達成感や、手順通りに頑張ってみようという意識につながります。

 

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シーン3 「あとで」と先延ばしにしようとする

 

3年生は、将来の為にはやった方がいい勉強よりも、目先の楽しいことに流されがちです。「あとで」ではなくて「今でしょ!?」と思えるように、今勉強することのメリットを教えたり、勉強を楽しめるようにサポートすることが大事になります。

 

サポートアイディア

 

今やる方がいい理由を伝える。

「今宿題をやっておけば、あとでたっぷり遊べるよ」などと、今やるメリットを伝えます。そのうえで、実際にそれが実現したタイミングにも「先に宿題をやったから、ゆっくり遊べるね」というような言葉をかけると、常に「やるべきことは先にやっておこう」という姿勢につながりやすくなります。

 

ポイント制を勉強に取り入れる。

お店のポイントカードの要領で、予定通りに勉強出来たらカレンダーにシールやスタンプを1つ。さらに10個たまったら好きなおやつを買うなどといったご褒美を設定しておくと、早くポイントを貯めたいという気持ちから、勉強を後回しにしなくなります。

 

 

シーン 4 遊びの誘惑に負けてしまう

 

人は基本的に、楽しいことをしたいものです。ましてや好奇心旺盛な3年生です。勉強時間に楽しそうなゲームが視界に入ったり、テレビの音が聞こえたりしたら、誘惑に負けてしまうのは当然のことでしょう。気になるものは遠ざけて手に取りにくくし、逆に勉強は取り組むまでのハードルを下げて、難なく始められるように環境を整えてあげてください。

 

サポートアイディア

 

勉強道具はサッと取り出せるようにする。

いざ勉強しようという時に、勉強道具が見当たらなかったら、やる気が下がって誘惑にも負けてしまいがちです。勉強道具は置き場所を決め、すぐに取り出せるようにボックスにまとめるなどの工夫をすると、時間になったらスッと勉強に入りやすくなります。

 

「遊び」の気配を勉強空間からなくす。

ゲームや漫画などは視界に入らない場所にしまい、テレビは消すなど、遊びに関するものは箱や戸棚の中にしまうなど、取り出すのが面倒になるような工夫をすると、気になっても誘惑に負けにくくなりますので、ぜひ試してみてください。

 

 

・まとめ

勉強のやり方やメリットが分からないうちは、自分から机に向かえなくて当たり前。そう思うだけで親の気持ちも和らぐのではないでしょうか?「うちの子は…」と思わずに、子供が楽しく勉強できるようにサポートしてあげてください。習慣になってしまえば、ほっといても自分からやるようになりますよ。

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