あなたは気付いてますか?小学2年生のストレス!
進級後のバタバタも一息ついた頃ではないでしょうか。この時期になると、不安や疲れを感じ始める子供も見受けられます。子供がストレスを感じた時、家庭ではどのようなサポートをしたらいいのでしょうか?2年生に適したサポート法を考えていきましょう。
小学2年生のストレスサイン
・ちょっとしたことで怒ったり泣いたりする
・お腹が痛いなど、学校に行きたくないと言う
・元気がない、「疲れた」などと言うようになった
・急に甘えてくるようになった
最近こんなことありませんでしたか?
新しい先生や時間割、友達関係に新しい勉強…
2年生のこの時期はさまざまな環境の変化と向き合っています。時にはそれが、ストレスの原因になることもあるのです。
原因 その1 新しい環境
新しい担任の先生と馴染めずに緊張の毎日…
進級して新しいクラス、新しい担任の先生になり、馴染めずに緊張してしまう子もいます。ご家庭でそれとなく学校の様子などを聞いてみるといいでしょう。
2年生になると6時間授業が始まります。まだ慣れていない子は6時間授業の日になると常に「疲れた~」などという子も出てきます。習い事などを休みたがることもあるとは思いますが、無理に強要せずに「今日はゆっくり休もうか?」と温かい声をかけてあげてください。
原因 その2 友達関係
1年生の時とは違い、「嫌い」などとストレートに言ってくる子も出てきます。言い方もきつくなるので、悩むご家庭も増えてきます。基本的には本人に解決させたいところではありますが、あまり深刻な場合は先生と相談が必要になってきます。
原因 その3 新しい勉強
2年生になると急に難しくなり、家庭学習の時にぐずる子が増えます。学校では先生が教えてくれますが、家では自分でやらなくてはいけないので「やる気」を失う子も見られてきます。これはご家庭のサポートなくして解決方法はありません。授業でつまずき、家で泣いてしまう子もいるので、つまずいてしまう前にご家庭でサポートしてあげてください。
家庭で甘えるのは頑張っている証
5月頃は、どの学年も進級して張り切っていた当初のエネルギーが切れてしまい、疲れがでてくる時期です。特に2年生は、下級生として手厚く面倒を見てもらえていた1年生とは違い、自立した学校生活が求められてきます。慣れるまでは負担に感じることもあるようですから、家庭で甘えたり泣いたりするのは、学校で頑張っている証拠です。その反動で体調の変化や甘えなどに現れてしまうケースが多いので、その時は優しく抱きしめてあげたり、話を聴いてあげてください。
ご家庭での声掛けが力に!
2年生は、まだ自分一人ではストレスをどのように解消していいのかがわかりません。ですから、疲れているようであれば「今日はゆっくり休もうね」と声をかけるなど、ストレスとの向き合い方を教えてあげるとよいでしょう。
また、話を聴くことも大切です。「そうだったんだ」と共感してもらえれば、子供はスッキリして前向きになれます。ストレスを乗り越える力は、ご家庭の方のサポート無くしては育ちません。
忙しい日常の中で、子供の話を聴く時間がないと思っている方もいらっしゃるかと思いますが、今聴いてあげなければのちのち大変なことになってしまいかねないので、大事になる前にしっかりケアしてあげてください。
子供の力を信じる
ストレスを軽くするのは「安心」と「リラックス」です。子供が安心する言葉をかけてあげてください。そうすることでストレスとの向き合い方を学んでいきます。
おうちの方が動揺すると、子供も不安になりますので、子供の様子に気を配りつつ、「あなたなら大丈夫!」と伝えましょう。おうちの方が子供を信じることも、ストレスを乗り越える勇気のもとになりますよ。
子育てはまだ始まったばかりです。これから、まだまだいろいろなことが待っています。子供と一緒に乗り越える為にも、親も一緒に成長していきましょう。