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小学生の「お金教育」!5つの新常識☆

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子どもにもギラギラ感が必要なのか? 

電子マネープリペイドカード、ネット決済と、どんどんキャッシュレス化が進む現代。「見えないお金」を、子どもはどう感じているのでしょうか。

ちゃんとお金と認識しているのか、はたまた魔法のカードとでも思っているのか、今回は子供の「お金教育」について考えてみました。

 

=Step.1=

電子マネーは、どんどん使って学ばせる!

 

スーパーやコンビニで電子マネーをピッ! はい、支払い終了。今や、現金がなくても買い物ができるのが当たり前の時代になりました。しかし、便利なのはいいのですがその反面、自分のお金を「使っている」という実感が乏しいのも事実です。電子マネープリペイドカードを「無制限に買い物ができるカード」と勘ちがいされそうで、親のみなさんは心配ではないでしょうか。しかし、これからは電子マネーの時代。指紋認証など、どんどん手ぶらで買い物ができるようになってきています。避けて通るより、どんどん使って学ばせるべきだと思います。

 

大きくなってから学ぶと余計なことを考えたりするので、小さいうちから教えたほうが素直に聞いてくれて、あとあと大変な思いをしなくていいからです。

 

カードを渡す際に、「これは○○の為のお金だからね』などと、使う目的をきちんと伝えましょう。そして、レシートを提出させたり、あとから親子で確認することで『これはお金なんだ』と実感します。親は見ているよ!という合図を送ることが非常に大切です。

 

この際に小銭も併用すると、硬貨への重みが実感できます。

 

=Step.2=

おこづかい帳はつけなくていい!

 

おこづかい帳はなくても、お金管理の習慣は身につけられます。おこづかい帳や家計簿など、お金の管理は記録が基本と考えがちです。でも小学生なら、本来「おこづかい」は記録よりもきちんと用途別に仕分けできるほうが大切です。おこづかい帳の記帳は、やりくりよりも勉強を求めてしまいます。

私のおすすめとしては、仕切りのあるケースに、文房具などの『必要なもの』、お菓子やゲームなどの『欲しいもの』、そして『貯金』とお金を分ける方法です。用途については親子で話し合い、子どもに合ったものに決めてください。お金の増減の様子が一目瞭然なので、やりくりの力も自然と身につくはずです。

 

 

=Step.3=

成果主義の「ご褒美制」を取り入れる!

 

「テストで100点を取ったら、ご褒美におこづかいアップ!」など、努力や結果に対価を渡すことに抵抗を感じる人もいるかもしれません。

 

しかし、子どもがコツコツ努力をし、成果を出したことがお金につながるのは悪いことではないと思います。むしろ将来のことを考えれば、早いうちから成果主義に慣れておいたほうが、これからの世の中で生き抜いていくために必要な能力ではないでしょうか。

自分の努力で得たお金の使い道を考えさせることも大切です。もちろん、むやみに大金を与えることはNGですからね。

 

 

=Step.4=

家計をオープンにする。リビングでお金の話を!

 

教育費や貯蓄、ローン・・・。子どもに、わが家の家計の事情を子供に明かすのはちょっと・・・と躊躇する気持ちがあるのもわかります。

 

しかし、子供にきちんとした金銭感覚を身に着けさせるためには、家計をオープンにすることが必要不可欠だと考えます。塾や習い事の費用、家族旅行費、通信費、光熱費に食費・・・などなど、キリがありません。しかし自分の家では、何にいくらお金を使っているのか?を家族で話し合うことで、子供はお金をより身近に感じ、お金に対して真剣に考えるようになります。

 

 

=Step.5=

売買の仕組みを覚える。レアものを高く売る!

 

これからの時代はギラギラ感が絶対に必要です。

今大人気のカードゲーム。気付くと物凄い枚数に・・・集めたカードをショップに売ったら、思いのほか高く売れてラッキー!子どもがこんなことをしたら、「そんなことするんじゃないの!」と思わず叱ってしまいそうですよね。

 

でも、叱らないでくださいね。レアものを高く売りお金を得るということは、今ならではの価値観です。市場を知るいい勉強にもなります。

今の若い世代は、競争を嫌ってみんなと一緒であることが大好き、と言われがちです。学校の試験すら順位が公くなってきています。結局社会に出てからは成果主義なので、数字でしか評価されず、それが嫌で退職している若者をよく見聞きしています。

そんな『出る杭』がいない時代なので、就職活動の際に採用担当側は、みんな同じに見えてしまう、とよく見聞きします。その横一線の中から、一歩抜きんでる逸材になる為には、少々ギラギラしているくらいがちょうどいいのではないでしょうか?

 

 

 

子育ての最終目標は、子どもを精神的・経済的に自立した「自分で食べていける」大人にすること。10~15年後にわが子が立派に独立できるように、子どもに正しい金銭感覚や、お金の管理能力はしっかり教えておきたいものですよね。そして、これから体験したことのない決済時代を迎えるにあたり、親も日々勉強することが非常に大切になってきています。