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育児・教育 知っ得??

育児・教育のなぜ?をスッキリ解決!!

これからの幼児教育「生き抜く力」「学びに向かう力」

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 幼稚園は3~6歳。

 

親にとってみれば乳児から幼児へと移り変わる時期でもあり、小学校入学を意識しながら子育てをしていく時期です。一方、日本の教育は過渡期にあって、これからどんどん教育改革が行われていくであろう状況の中で、3~6歳児の子育てをしている親は、どのような子育てをしていけばいいのでしょうか?

 

私にも今5歳の娘がいます。昨今、先行き不透明な世の中で、私を含め親の方々は子育てに迷っているのではないでしょうか?2年後の2020年、教育改革とともに大学入試改革も行われて、日本の教育は大きく変わっていくと言われています。これからの幼児教育はどのように変わっていくのでしょうか?

 

今、日本の教育の目指す方向は、まさに過渡期の中にあります。誰も答えがわからないような先行き不透明な社会なので、明確となるモデルがない。そんな時代を、今の子供たちは生きていかなければならないのです。

 

最近の中学校や高校ではライフデザインの授業を行うところが増えてきました。なぜ中学生の頃からライフデザインを意識する必要性があるのかというと「誰も答えを見つけられない社会で、これからどう生きていくのか?」ということが重要なテーマになってきているからではないでしょうか?

ですから今の子供たちは、自ら人生を切り開いていく力が必要になってきているわけです。

 

親からすれば、10年前、20年前と比べると、時代の変化や進化のスピードが大きく、そして早くなっているので、自分の時代の考えや経験が通用しなくなり子育てにも迷いが生じているような気がします。そして、その中でも親の意識の差が、子供たちの学力(知識)、そして価値観の差につながってきています。

 

今年度の4月1日から幼稚園の教育要領と保育園の保育指針、認定こども園の教育・保育容量と、それぞれが久しぶりに改訂されました。これまでは各施設ごとに要領や指針がバラバラに存在していたのですが、今回全てを統一することになりました。なかでも注目されるポイントが「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」というものが明記されたことです。

 

これまで幼児教育においては、要領も指針もあまり具体性がなかったのですが、今回は文部科学省厚生労働省内閣府の3つの組織が、日本の幼児教育の中で初めて統一したものを作りました。それが幼児教育において、とても大きな出来事でした。

 

この大きな展開が2018年度にスタートし、2年後の2020年度には小学校の学習指導要領が変わります。2021年度には中学校、2022年度には高校の学習指導要領が変わります。また大学の入試改革も行われ、センター試験が改定されて、大学入学共通テストとなります。

 

具体的にはまだ決まっておらず、これから徐々に姿が見えてくるのでしょうが、教育改革が進められていく中で「知識・技能の基礎」「思考力・判断力・表現力の基礎」「学びに向かう力・人間性」という3つの資質・能力を育む教育というものを見据えています。

 

この3つの資質・能力を育む教育が、幼児教育からスタートして、小学校、中学校、高校と一貫して行われるのです。特に現在3~6歳の子供たちはその改革の先駆けになるわけですから、親の皆さんには知っておいていただきたいです。

 

 

これまでの教育は、偏差値重視の教育でした。何をするにも答えは必ずひとつといったイメージです。決まった答えがあって、その1つの答えに速く正確にたどり着けるほど偏差値が高くなる。スピードや正解率で測ることができるといったものでした。

 

しかし、ますます多様化していく社会では、答えが1つではない課題や問題に取り組んでいったり、対応していったりすることができる人材を育成していくことが教育において大きなテーマとなってきています。そこで、偏差値では測れない力、例えば目標を達成しようとする意欲であるとか、粘り強さ、正義、人との関わり方、自尊心などといった力が、これからの時代を生き抜いていくなかでは大事になっていきます。

 

そういった力を伸ばすためのプログラムを、幼児教育の中で整えていこうというのが、今回の改訂の大きなポイントでもあります。これは、幼児教育の現場だけの話ではなく、家庭のなかでも親が同じような視点や意識を持つようにしておくとよいのではないでしょうか?

 

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今、3~6歳の子育て中の親は、どのような子育てを目指していけばいいのか?

 

こんな話をすると、何をどう準備していいのか慌ててしまう人もいると思いますが、今回の改訂でいきなり180度変わるというわけではありません。国は「今までの幼児教育を継承して」といった言い方をしているので、緩やかに移行していくイメージでいいと思います。これまでの幼児教育の在り方を整理して、より具体的に定めていくという感じかな。

 

日本全体で幼児教育を統一感を持たせ、それが連動性を持って小学校教育につながっていけるような体制になっていくというふうに考えていただければいいかと思います。幼児教育に関わる人たちの専門性も高くなり、乳幼児の段階から子どもたちの人生の礎を築く重要な教育になるという位置付けがより強調されるようになったということです。そこを親の皆さんも意識しながら子育てをどうしていくべきか、慌てることなく考えていけばいいのではないでしょうか。

 

子供たちの可能性を引き出せるのは、親しかいませんからね(^^♪

 

 私の子供たちもみんなやってる「こどもチャレンジ」。楽しくできるので、色々なことにチャレンジするようになりました。よく続かないという声を聴きますが、子供に任せっきりにしていると確かに続きません。親も一緒になって取り組むことで、子供たちも意欲が出てきます(*^▽^*)

親にとっても子供にとっても、今しかない幼少期をどのように過ごすか。

ぜひ始めてみてはいかがでしょうか?

【こどもチャレンジ】