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子どものウソ 「心の揺れ」を読み取る方法!

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みなさんは子供のウソに困った経験はありませんか?

 

うちの子供たちもウソをつきます。それは成長している証でもありますので、一概にウソがダメとは言えません。ようするに年代によってウソのつきかたが変わってくるのです。

私の長女は幼稚園へ通っています。 長女のウソは可愛らしいウソが多い。 自分を守るためではなく、頭で想像したことをあたかも本当であるかのごとく語りかけてきます。 それは心配する必要のないウソなので、怒ったりしないで「そうなんだっ(^^♪」と聞いてあげてください☆

 

 

今回取り上げるのは小学生のウソです。

 

小学生のウソはおおまかに7つのタイプに分かれるようです。

私の長男が今小学3年生なのでちょうど当てはまるのですが、今回調べてみて自分の行動を反省するべきことが多かったような気がします。 みなさんがこれを読んで、お役に立てれれば幸いです。

 

これからそのウソについての傾向と対策についてお伝えしたいと思います。

 

実は「思春期」というのは、小学校中学年くらいから思春期に向けての助走がはじまっているらしいのです。

最近の小学生は、塾や習い事などと忙しい日々を送っています。 昔のように、学校帰りに日暮れまで遊ぶ子なんてめったにいないのが現状です。 その為に子供たちのつくウソも複雑化し、ウソをつかなくてはならないも多くなっています。

子供たちのウソへの対応をこれからどのようにしていけばいいのか、親はどのような対応を迫られているのかを調べてみました。

 

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研究結果から見るウソとは

 

発達心理学の研究では『親が厳しく、いろいろな期待をかけられている子どもほどウソをつく』という報告があるそうです。 昔と比べてみると中学受験や英会話、プログラミング、スポーツなどと、習い事は多岐にわたります。 その為、今の子どもたちはみな目には見えない大きなプレッシャーを背負って生きています。

失敗が許されなかったり、弱みを見せる相手がいなかったり、本当は苦しいのだけれど親の期待には添いたい……という葛藤の末に、ウソをつかざるをえない状況や、逃げ場のない気持ちになってしまうのです。

子供たちがウソをつく背景をしっかりと親が認識すること、ウソをつかなければならなくなった事情などがあることを理解すること、そして子供たちの本当の気持ちを聞こうとすること、この3つを常に心にとめておいてください。

むやみやたらに怒鳴ったり、子供の話をさえぎったりすることはやめましょうね。

 

ウソの種類とその対処法について

 

一口にウソといっても、種類があります。過剰に心配したり、怒鳴ったりすることは絶対にやめてくださいね。怒られるのが嫌で、またウソをつくという悪循環に陥ってしまいますので。

自我が育つこの時期は、自尊心を不用意に傷つけないことも大切です。のちのち手のかかる大変な子供になってしまいますので(笑)

親としては子供たちのウソの種類を見極められると、子供たちへの対応もスムーズにできるのですが、それがなかなか難しい・・・簡単に分かれば苦労はしませんよね。

 

そこで、小学生の中高学年にありがちなウソを集めました!

対応のヒントなども載せているので、参考になれば幸いです。

 

 

【タイプ1】逃げたいウソ(心配度★☆☆)

 

親に「宿題終わったの?」と聞かれて「終わったよー」と答える。あれです。宿題などやるべきことがあるのはわかっているのだけれど、そこから逃げたいためにつくウソ。やらなくてはいけない、ということはわかっているので、ときには見逃してあげてもいいかと思います。あまりにも目に余るようになったのなら、改善策を提案しつつ、自分で考えるように仕向けてみましょう。自分で決めることで、自発的に行動するようになります。ただし、やるべきことの全量が子どもの力量を超えていないかなど、親の冷静なチェックは必ず必要です。ただ子供によっては、改善→行動→結果→改善と大人のようにできてしまう子も中にはいますので、そういう子にアドバイスをすると、逆に「わかってる!」などとマイナスな影響を与えかねないので、そこは自分の子供の性格や力量を見ながら助言を行ってください。

 

【タイプ2】心配させたくないウソ(心配度★★★)

 

いじめを受けていたり、勉強についていけていなかったり・・・。とてもつらい状況にあるのに、「大丈夫!」「平気!」と答えてしまう。親に心配をかけたくないと我慢するウソ。このウソは、様子を聞いたときに返答につまる、表情が固くなる、目をそらすなどの様子の変化が感じとれるはず。逆に、やけにあっさり返答するときも疑う余地があります。でも、尋問は禁物です。学校の先生や友達など、話の角度を変えながら、焦らず問題点を探り出してください。親のあせりは、より子どもの態度を硬化させます。

 

【タイプ3】隠したいウソ(心配度★★★)

 

 実は友達をいじめている、友達のモノを盗んでしまった。それなのに「えっ? オレ知らない」と言ってしまうウソ。深刻な場面で、自分がやったことがバレないようにするための自己保身の為のウソです。このウソの背景には、孤独感や嫉妬心など、複雑な感情が絡んでいるケースが多く見られます。なので、怒ったりすることは逆効果なのです。効果的なのは、親子での散歩やドライブなど、なにげない時間の共有です。こういった時間を増やして子どもの心をリラックスさせ、子供との距離を縮めながら少しずつ本音を聞き出してみましょう。

 

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【タイプ4】かまってほしいウソ(心配度★★☆)

 

「なんだかお腹が痛い」「頭が痛いんだよ」などなど、弱者の立場をとるウソ。これくらいの年齢になると、親もついつい目だけでなく心まで離しがちになりますが、満たされないものを感じている可能性があります。小学校中学年といってもまだまだ未熟です。甘えたいのです。下に兄弟がいればなおさらです。下の子に親を取られたと反抗しながらもまだちょっと甘えたい。揺れる年齢ならではのウソなのです。

 

【タイプ5】傷つけたくないウソ(心配度☆☆☆)

 

お父さんが出張先で買ってきたお土産の人形、親戚のお土産のキーホルダーなど、どう見ても「いらない」のだけれど、そこでニッコリ笑顔で「ありがとう、嬉しい!」。相手を気づかう、やさしいウソです。このウソは9歳前後からつけるようになります。相手に対する礼儀や感謝、その場に合わせた立振る舞いなど、社会的規範が備わってきた証拠。ある意味、大切なスキルなのです。

これに関しては、心配は一切無用。むしろ子供の成長を喜ぶべきではないでしょうか。

 

【タイプ6】盛りウソ(心配度★☆☆)

 

「俺、ゲームソフト100個持ってる!」などと話を盛ってしまうウソ。おもに友達同士の会話の中で見られるウソです。これは、注目されたい、尊敬されたいなどが動機。また、自分に自信がなかったり、人から認められる経験が乏しいことが潜んでいることもあります。エスカレートを防ぐためにも、他人の話という体裁で「話を盛ると、だんだん自分が苦しい状況になっちゃうよね」と子供に自分が苦しくなるんだよ、とわかりやすく話してあげるのが効果的です。

 

【タイプ7】こうなりたいウソ(心配度★★☆)

 

「俳優の◯◯って、私の親戚なの」「今度、家族でハワイに旅行に行くの」など、親にとっては寝耳に水の話。こんなウソを友達についてしまうのは、「こうであってほしい!」と願う状況と、現実との距離を埋めようとするウソです。一見すると、「盛りウソ」に似ていますが、こちらは、SNSで現実とは異なる画像をアップするなど、わりと大人もつくウソです。子どもの場合、これくらいの年齢はとくに劣等感を持ちやすいので、しばらく様子を見守りましょう。現実とのギャップに折り合いがつき、じょじょにウソが消えていくようなら安心です。

 

 

子どもがウソをついたときは、すぐにその行為を叱るより、どんな真意や背景があるのかをまずは考えてみましょう。子供は子供なりに悩んでいます。それを助けられるのは親である皆様しかいません。

わが子のことを想い、寄り添っていければ、きっと、自然にベストな対応が浮かんできますよ!